家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ!考察と感想も!

家庭教師のトラコ

家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ!考察と感想も!

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「家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ!考察と感想も!」と題してお届けします。

日本テレビ系水曜ドラマ「家庭教師のトラコ」が、ついに最終回を迎えました、

謎のヴェールに包まれた家庭教師トラコは、受験を控えた家庭にお金の正しい使い方を教えて導いてきました。

家庭教師は真の目的を果たすための手段でしたが、母親の愛情を知ったトラコは、考え方などが少しずつ変わっています。

そこでドラマ「家庭教師のトラコ」がどんな最終回を迎えるのか、ネタバレやあらすじとともに結末を考察していきます。

ドラマに寄せられた感想も紹介していますので、合わせてチェックしてくださいね。

 

家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ考察!

ドラマ「家庭教師のトラコ」では、トラコこと根津寅子(橋本愛さん)が3人の子供らを教え、合格へと導いていきます。

合格率100%の実績を誇るトラコには、家庭教師を受ける3つの条件がありました。

それは、“教育方針には絶対口を出さないこと”、“授業中は絶対覗かないこと”、“授業の日はお宅に泊めていただきます”、以上の3つです。

トラコはそれぞれの生徒に合わせ、身なりや話し方、キャラを変えて登場しますよ。

そして、トラコは生徒だけでなく、生徒の母親らも教育して、家庭が抱える問題をも解決しています。

実はトラコには真の目的があり、その目的を達成するために家庭教師をしているのでした。

それでは、ドラマ「家庭教師のトラコ」のあらすじを1話からお届けしていきます。

 

1話あらすじ

どんな生徒でも必ず第一志望に合格させてきた伝説の家庭教師・トラコは高卒で趣味はコスプレ、そして不愛想という捉えどころのない雰囲気をまとっています。

そんな彼女をサポートするのは、秘書で東大出身の福田福多(中村蒼さん)です。

トラコが契約した1家族めは、一人娘の知恵(加藤柚凪さん)を有名私立小学校に合格させたい新聞記者の中村真希(美村里江さん)とおもちゃメーカー勤務の朔太郎(細田善彦さん)でした。

2家族めは息子・守(細田佳央太さん)を東大に合格させたい上原里美(鈴木保奈美さん)です。

3家族めは定食屋を営みながら、女手一つで中学受験を控えた息子・高志(阿久津慶人さん)を育てる下山智代(板谷由夏さん)でした。

授業の初日、トラコはメアリーポピンズのような恰好をして中村家に現れました。

「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」という知恵に、トラコは授業料としてもらった1万円を渡して、知恵にとっての幸せとは何かを考えさせます。

中村家に泊まったトラコは、真希に対して食費の無駄を指摘しました。

知恵は1万円で欲しいおもちゃを買いましたが、それがきっかけになって両親がケンカしてしまいます。

トラコは引き続き知恵に考えさせた結果、知恵は両親と一緒に幸せにならないと意味がないことに気付きました。

知恵が自分の気持ちを両親に伝えたことで、真希も朔太郎も知恵の成長を喜びました。

そして、知恵はトラコと一緒にお受験の勉強を続けると決め、中村家での家庭教師は継続することになりました。

 

2話あらすじ①

トラコは智代の息子・高志が、定食屋のレジから5千円を抜き出すところを目撃したものの、智代には伝えません。

知恵と同様に「何が知りたいの?」と尋ねたトラコに、高志は「なんで言わなかったの?」と質問します。

トラコは「その5千円を何に使うのか知らないから」と答えました。

高志がいじめっ子たちに要求されてレジのお金を持ち出したことを知ったトラコは、高志とともにいじめっ子たちの元へ向かいます。

そして、いじめっ子たちがお金をスマホゲームの課金に使うと聞いて、「お金を渡してはダメだ」と告げました。

結局、いじめっ子たちにお金を渡してしまった高志は、一生懸命に働く母の姿を見て胸が痛むのでした。

そんな高志に、トラコは「5千円は、本当はどう使われたら良かったのか考えてみよう」という宿題を出します。

上原家では言い訳ばかりして勉強しない守に「本当は何かやりたいことがあったりして?」と聞いたり、里美に融資を頼んだりと、トラコは不可解な行動を取っていました。

 

2話あらすじ②

高志は宿題の答えにダメ出しばかりするトラコを「もう家庭教師なんかいらない」とクビにし、さらには智代に苛立ちをぶつけてしまいます。

いじめっ子たちからお金を要求されていることを両親が知り、高志は父親と暮らすことになりました。

そんな高志の前に、父親と家庭教師を続ける話を付けたトラコが再び現れます。

宿題の答えが見つけられない高志に、トラコは「私の嫌いな言葉は”分からない”と”しょうがない”だ」と話します。

さらに「何もせず諦めてる。どんな暗闇でも突っ込んでいけ。結局お前は勇気がないだけ。どうする?しょうがないで済ます?」と続けました。

その言葉で改めて考えた高志は、5千円で母・智代に母の日に何もしていないからと、花束をプレゼントしました。

そして、「もっと自分のことも考えて」と伝えて、智代の元に帰る決断をしたのでした。

一方、大学受験を控える守は母親に勉強して帰るという電話をかけます。

電話を切った後に向かったのは、人通りの多い歩道橋でした。

ひとりコントを始めた守は、離れたところから見ているトラコに気付きました。

 

3話あらすじ①

勉強をすると連絡した守でしたが、本当はお笑い芸人を目指しています。

それを知ったトラコは「ママにそういえば?」と素直な気持ちを伝えるように背中を押します。

しかし、守は「反対するに決まってる」と話し、母の里美や家族に打ち明けることができずにいました。

守が入学したいと思っているお笑い養成所の入学金が20万円だと、偶然に知ったトラコは既成事実を作らせることにします。

受け取った授業料20万円を先行投資だとして守に渡し、お笑い養成所に入るよう勧めました。

願書と20万円を持ってお笑い養成所を訪れた守は、あと一歩を踏み出すことができません。

その様子を見たトラコは守を諭し、守は母に正直な思いを打ち明けました。

しかし、母・里美は全く認めようとせず、「そんな甘いもんじゃない。すぐ逃げ出すに決まってる」ときっぱり言い放ちます。

守は母との口論の末、「絶対ビッグになってみせる!」と言って、家を出ていってしまいました。

トラコはこれからどうするのかと思い悩む守に、20万円を使った里美を納得させる作戦を提案するのでした。

 

3話あらすじ②

トラコが提案した作戦は、お笑いライブを単独で行うというものです。

守はお笑いライブを行いましたが、父の利明(矢島健一さん)はライブの様子を見て守をののしった上、イギリス留学を勧めました。

そんな利明に里美は頭を下げ、守をかばいます。

母の姿を見た守は、父の言うとおりに留学することを決めました。

トラコはイギリスへ旅立つ守に、ライブを観た観客のアンケートを見せます。

厳しい意見が書かれている中、守は「がんばってた」と書かれたアンケートを見つけました。

そのアンケートを書いたのが里美だと気付いた守は、父たちに「これからは頑張って母さんを喜ばせることにしました。勉強して東大を目指します。お笑い芸人も目指します。夢を諦めません!」と宣言します。

守の宣言に取り合おうとしない利明に、里美は津軽弁で守が優しくて良い子だと擁護しました。

 

4話あらすじ①

新聞社に勤める真希は、会社の方針に従わないことを理由に異動を命じられました。

真希はその決定が不服だと上司に盾突いて、退職することになってしまいます。

その日は娘・知恵の家庭教師の日だったので、トラコが家の前で真希の帰宅を待っていました。

トラコは真希の様子から会社を辞めたことを見抜き、これからの生活を心配します。

真希は夫に心配をかけたくないと、会社を辞めたことを言い出せません。

そんな中、夫の母が詐欺に遭ったことを知らされ、真希は苛立ちを夫にぶつけてしまいます。

翌日から再就職先を探すものの、なかなか採用は決まりません。

真希はトラコが提案した代行業を、とりあえず始めることにしました。

依頼の仕事をこなしていた真希は、偶然夫と遭遇し、やっと会社を辞めたことを伝えたのでした。

しかし、夫の収入だけでは、知恵を私立小学校に通わせることは難しく、2人は頭を抱えてしまいます。

 

4話あらすじ②

困っている真希に、トラコは職探しに専念できるよう、家のことを引き受けると申し出ました。

真希はその申し出を受け入れて、職探しに専念します。

そして、採用が決まりかけますが、先方から記事を書く時は会社の方針に従うようにという条件を出されてしまいました。

真希は自由に記事が書けないことが引っかかり、返事を保留にします。

悩みながら帰った真希は、自分の気持ちを知らずにトラコとともに無邪気に笑う家族に怒りをぶつけてしまいました。

両親の口論を止めようとした知恵でしたが、真希は知恵に対しても苛立ちをぶつけ、家族には不穏な空気が漂います。

トラコは1人でどうにかしようともがく真希に、もっと家族を頼って欲しいという気持ちから、夫と娘の会話の録音データを聞かせました。

それを聞いた真希の気持ちには変化が現れ、1人で抱え込んでいた想いを明かして、家族に助けてほしいと伝えたのです。

家族は快く受け入れて、真希の気持ちは救われました。

そして、真希はトラコに聞かれた「一万円を拾うのとあげるのは、どちらが幸せか」の答えは、あげた方が心を豊かにすることに気付いたのでした。

 

5話あらすじ①

消化器外科の診察を受けた智代は、胃がんという告知を受け、手術が1週間後に決まりました。

息子の高志に言うことができず、智代はトラコにだけ打ち明けます。

貯金もほとんどなく、保険にも加入していない智代は、ひとりで育てている息子の高志にどれだけ残せるか…と思い悩みます。

智代の病気を知ったトラコは、高志が大学を卒業するまでに必要な金額を4630万円だと試算しました。

そして、そのお金をどうやって手に入れるかを一緒に考えようと提案したのでした。

入院が間近に迫っても高志に伝えられない智代は、「病気のことを黙っていてほしい」とトラコにお願いします。

母の変化に気付いてトラコに尋ねる高志に、トラコは「いずれ分かるから焦らず待とう」と声をかけました。

智代は自分で用意できそうなお金がわずかしかないことが分かり、トラコのアドバイスで元夫・満男に相談することにします。

しかし、亡くなってしまう前提で話を進めていく満男と母の潤子(柳谷ユカさん)に腹を立てた智代は、「お金はある!」と強気な発言をして帰ってきてしまいました。

 

5話あらすじ②

さらには満男が智代のことを高志に話してしまい、病気のことを知ってしまう事態に至ります。

不安を抱える高志に、トラコは①父親の所で暮らす ②智代のわずかな遺産と店を売ったお金で一人で暮らす ③私立受験を諦めて、中学を卒業したら店を継ぐ という選択肢を用意しました。

③の店を継ぐを選んだ高志は、トラコとふたりで店を開けます。

病院から戻った智代はその姿を見て、自分の人生はついてないと嘆きました。

自分の人生を悲観した智代は店に火をつけようとしますが、トラコが直前で阻止します。

そして、「子供に最後の生き様を見せろ」というトラコの言葉で、智代は高志に遺書を書き残すことにしました。

手術当日、智代の手術中にトラコは遺書を高志に渡します。

それを読んだ高志は、母・智代からの愛に感動し、その気持ちをしっかり受け止めました。

手術は無事成功し、胃がんもステージ1だと判明したことで、智代は安堵します。

高志は母と離れないことを、智代は頑張って生きていくことを誓うのでした。

トラコは福多に、次のステップに進もうと思うと伝えます。

そして、ある子供に宝石店から出てきた里美のバッグを奪わせました。

警察に連れて行くというトラコに対し、里美は子供に「怒らないから言ってみて?力になれるかも」と優しく寄り添う言葉をかけます。

 

6話あらすじ①

トラコが里美のバッグを奪わせた子供は、児童養護施設で暮らしている男の子でした。

ふたりはその子を施設に送り届け、施設長と話をします。

その男の子は頭が良くて、面倒見の良い子だと聞いた里美は、「なんであんなことをしたのか?」と首をかしげるのでした。

トラコは「この施設を救いたかったのかも…」と話し始め、施設が負債によって閉鎖寸前だと明かしました。

さらにこの施設が存続するために、3000万円が必要だと口にします。

それを聞いた里美は、夫に相談してみると言いました。

しかし、銀行の頭取に就任が決まった夫は全く取り合ってくれません。

それどころか、里美が頼んでも出さなかった3000万円を、子供や自分の欲しいものには惜しみなく使っていました。

その様子を見たトラコは、それらを偽物にすり替え、売ってしまおうと提案します。

里美はすり替えてもすぐにバレると思いましたが、夫も子供も偽物だということに全く気付かず、その事実に里美はがく然としました。

 

6話あらすじ②

一方、自分たちを家族と思っていない、父や兄姉との生活にうんざりしていた守は、母にアパートを借りて暮らそうと提案します。

しかし、里美は今の暮らしがどれだけ恵まれているか分かっていないと、守を叱りました。

そんな中、夫の頭取就任祝いのパーティーが開かれます。

パーティーに出席した里美は、夫が自分への愛情を持っていないこと、夫や子供たちはお金しか見えていないことに気付きました。

そして、そんな生活に固執していた自分にも気付き、守とともに家を出る決意を固めます。

里美は借金をして3000万円を用意して、児童養護施設は閉鎖を免れます。

自分がしっかり働いて守を大学に通わせると、智代と真希に宣言したのでした。

 

7話あらすじ

トラコは本当の目的を達成する次のステップに進むため、知恵、高志、守の家庭教師をやめることにしました。

秘書の福多を通じて連絡を受けた母親たちは、慌てふためきます。

しかし、トラコには連絡がつかず、自宅を知らないために直接訪ねることもできません。

そこで3人はトラコについて、何も知らないことを痛感しました。

トラコがこれまで生徒と母親を導いてきたのは、本当の目的を果たすための手段にすぎませんでした。

トラコの真の目的は、正しくお金が使われる世界にすることです。

そう考えるようになったのは、施設を出た後に自分に合う会社に出会えず、職を転々とした経験があったからだと分かりました。

福多は5年前にトラコと再会した時、仕事で行き詰っていました。

そんな時「自分一人では何も変わらないと思うから、世界は何も変わらない」というトラコの言葉を聞いて、勤めていた財務省を辞めて、トラコへの協力を始めました。

2人で着る服を選び、家庭教師のルールを決めて、二人三脚で頑張ってきたのです。

 

8話あらすじ①

家庭教師を辞めると一方的に告げたトラコに、3人の母親は子どもたちのために戻ってきてほしいと懇願します。

そこでトラコは3人の母親それぞれに、クリアして欲しい条件を出しました。

3人はその条件をクリアしたことで、今まで気付けなかったことに気付いていきます。

条件をクリアした3人に、トラコはさらなる条件を出しました。

それは3人合わせて授業料として10億円を支払うというものでした。

あまりに大きな金額に母親たちはあっけにとられますが、トラコは「皆さんにしかできない方法で10億を稼ぐ方法がある」と口にします。

母親たちはトラコから出された”宿題”のために、何やら怪しい行動を取っていました。

母親の行動によって、トラコは10億円を手にするための情報を得ます。

そして、里美の元夫で東国銀行頭取である利明を訪ねたトラコは、母親たちの集めた情報で10億円を手に入れました。

そのお金は利明の名前で、施設に寄付されたのでした。

 

8話あらすじ②

福多は、施設にいた時に自転車のブレーキが効かなくなってトラコが怪我をしたのは自分のせいだったと、トラコに打ち明けます。

それを聞いたトラコは、「もしかしたら私の人生が変わったいたかもしれないのに…」と怒りを福多にぶつけたのでした。

3人の子どもたちはトラコを引き留めようとしますが、トラコは「もうお前たちの先生じゃない」と言い、去っていきました。

その後、福多の家を去ったトラコは、家庭教師で着ていた服を全て処分します。

地球儀も処分しようとするものの、結局手放すことはできませんでした。

愛用のキャリーバックを持って街中を歩いていたトラコは、歩道橋の階段から誰かに押されて転落してしまいます。

意識が遠のくトラコが目にしたのは、捨てそびれた地球儀だったのでしょうか。

 

9話あらすじ①

誰かに押されて転落したトラコは、病院で意識が戻りました。

看護師から打ち所が悪かったら命が危なかったと言われたトラコは、警察が事情を聞きに来ることを知らされて、病院を抜け出します。

母親たちはトラコのことを許せないと言いながらも、危険な状況になっていないかと常に気にかけていました。

福多は養母の意向で、日向子(片山友希さん)とお見合いをします。

相手はすっかり乗り気になっているものの、好きな女性について聞かれた福多はトラコを思い浮かべてしまいました。

トラコの母が見つかったと連絡を受けた福多は、トラコに電話をかけてそのことを伝えます。

「今更会う気はない」と言ったトラコでしたが、母の香苗が入院している病院を訪れました。

しかし、母親の病室へ入ることは出来ず、そばを歩いていた不動産王の野嶋光造(西岡徳馬さん)にぶつかってしまったのです。

それがきっかけになって、トラコは数日後のニュースで野嶋の婚約者として注目されることになりました。

 

9話あらすじ②

そのニュースを見た福多や3人の母親たちは、ただ驚くばかりです。

野嶋と結婚して遺産を手に入れようと企むトラコの前に、生徒3人の母親たちが現れます。

うんざりした顔を見せるトラコでしたが、母親たちから意外な過去を知らされました。

幼いトラコと母親の写真を撮ったのは、当時両親の店を手伝っていた智代でした。

香苗が入院する病院で清掃員をしている里美は、病室に飾られている写真を見て、香苗が同じクラブで働いていた”マリア”だと思い出します。

いなくなった母親を探し回り、道端で泣いていたトラコに声をかけたのは女子高生だった真希でした。

偶然にもつながりのあった3人に背中を押されたトラコは母の病室を訪ねますが、トラコが来る少し前に香苗は息を引き取っていました。

呆然とするトラコは、看護師から母が書きかけていた手紙を渡されます。

その手紙にはトラコへの謝罪の言葉とともに、トラコを置いていった理由や父が亡くなった経緯が書かれていたのです。

帰りを待っていた3人の母親の前で、トラコは抱えてきた気持ちを口にして、涙を流しました。

その後、トラコは再び生徒3人の家庭教師となります。

受験を間近に控えたある日、3人とも受験を辞めると言い出して、母親たちとトラコは困惑してしまいます。

 

最終回あらすじ①

トラコは3人が受験を辞めたいと言い出したことに慌てます。

翌日に受験を控える知恵は、もし落ちたらパパとママが悲しむことを想像して怖くなったと話します。

真希と朔太郎から福多に連絡するよう促されたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押されました。

知恵に最初に教えた1万円で幸せになる方法の答えを思い出させます。

受験に合格しても合格しなくても大丈夫だと思えた知恵には、笑顔が戻って、翌日両親とともに受験に向かいました。

私立中学を受験しないと言い出した高志は、母がどんなに聞いても理由を話しません。

高志から「受験より大事なものがある」とだけ言われたトラコは、友達と仲良く下校する高志の姿を見て、その理由に気付きました。

高志は初めてできた友達を大事にしたいから、受験しない決断をしたのです。

お店にやってきた満男は、高志の受験のためにお金を用意していました。

高志は「そのお金は取っておいてほしい。公立にいっても東大に受かるから」とお願いします。

満男は高志の成長に感動し、これからも智代と暮らすことを許してくれました。

 

最終回あらすじ②

守が東大受験もお笑い芸人も諦めて就職すると言い出したのは、同級生を妊娠させてしまったからだと分かります。

夢を諦めさせたくない里美に反発する守は、家を出ていく覚悟をします。

詳しい事情を聞こうと、トラコは守の彼女に会いに行きました。

しかし、守の横でうつむく彼女の姿に違和感を感じたトラコは、彼女が何か隠しているのではないかと考えます。

彼女を妊娠させたのは守ではないと判明します。

彼女から相談された守は「俺が父親になる!」と言ってしまったのでした。

トラコは彼女を守りたいなら、家族と向き合って解決しなさいと諭します。

母の里美を傷付けたことに気付いた守は、里美に謝りました。

福多は見合い相手の日向子との結婚式の前日、トラコに電話します。

そして、昔からトラコが好きだったと明かすのでした。

 

家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ感想も!

トラコの本当の目的とは、正しくお金が使われる世界を作ることでした。

その目的は諦めていませんが、トラコは再び3人の子どもたちの家庭教師を引き受けました。

しかし、3人はそれぞれの気持ちや事情を理由に、受験しないと言い出してしまいます。

最終回でトラコは子どもたちの抱えている気持ちや事情を受け止め、気持ちを受験へと向けさせるでしょう。

さらにドラマに対する感想もお伝えしていきますよ。

 

結末

福多の結婚式当日、トラコは妊娠したフリをして控室に入ります。

すぐに見破られてしまいましたが、日向子は福多の想い人がトラコだと気付きました。

日向子は福多の頬を叩き、控室を出ていきます。

トラコは福多のおかげで一人じゃないと思えたこと、裏切られたことはショックだったけど、それ以上に優しさや愛をくれたと話します。

そして、「これからも私のそばにいてくれないかな」と想いを伝えました。

その言葉に福多は微笑みます。

子どもたちの受験が終わり、知恵は私立小学校に合格し、守は東大不合格となってしまいました。

守と里美から「これからもよろしく」と言われたトラコは、北海道へ行くのだと話します。

トラコの元に北海道のある町から貯金箱が届いていました。

子どもたちが自分たちで授業料を決めていいと知って貯めたもので、トラコはその町で教えることにしたのです。

福多のプロポーズは、福多がいると甘えてしまうからと断っていました。

里美たちには、みなさんがいる場所が自分の帰る場所だと伝えます。

智代、美里、真希の3人は、トラコにとって、理想のお母さんになっていました。

「これからもお母さんと呼んでいいですか?」と問うトラコに、3人はもちろんOKだと答えます。

子どもたちには「好きな言葉が3つある。”覚悟”、”勇気”、”愛”だ」と話しました。

守の家庭教師は、トラコの指名によって福多に引き継がれたのでした。

 

感想

良い意味で裏切られる展開だったという声がある最終回となりました。

また、愛に溢れていた採取会だったという声も多く寄せられています。

ラストでみんなが空に向かって「トラコ―」と叫ぶシーンで、涙があふれた人も多かったことでしょう。

最終回はトラコの卒業式でもあったという声にも、納得できますね。

3人の母親をトラコがお母さんと呼んだこと、トラコが好きな3つの言葉を伝えていたことも、グッとくる変化でしたよね。

最初と比べてトラコが大きく変わったことには、賛否の声がありました。

変わりすぎて残念だったという声もありましたが、多くの人はトラコが変わったことをプラスに受け止めていましたよ。

 

まとめ

ドラマ「家庭教師のトラコ」の最終回のあらすじや結末をネタバレ考察しましたが、いかがでしたでしょうか。

最終回では知恵は合格し、守は残念ながら不合格になってしまいました。

守は浪人する覚悟を決めますが、トラコは北海道へ行くことになります。

守の家庭教師は、トラコの指名で福多が引き継ぎましたね。

福多の結婚式は、トラコの行動によって取りやめとなりました。

そして、トラコと福多はそれぞれの気持ちを伝えて、今までのように一緒にいることにしました。

トラコが自分の気持ちを福多に伝えたことには驚きましたが、それだけトラコ自身が変わった証でもありましたね。

ドラマ「家庭教師のトラコ」は、それぞれが選んだ道を進むという前向きな結末を迎えています。

「家庭教師のトラコ」に寄せられた感想もチェックして、今一度最終回を振り返ってみてもいいですね。

以上、「家庭教師のトラコ最終回結末ネタバレあらすじ!考察と感想も!」でした!

-家庭教師のトラコ