文スト初の映画化で気になるのは、原作の再現度ですよね。
そこで文豪ストレイドッグスBEAST原作あらすじと映画ラストのネタバレ考察、さらに原作との違いをまとめました。
結末が気になる方は必見ですよ。
「文豪ストレイドッグス映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!」と題してお届けします!
目次
文豪ストレイドッグス映画結末ネタバレ!
映画『文豪ストレイドッグス BEAST』公開二日目。武装探偵社で挨拶。団欒。 #映画文スト pic.twitter.com/GEzjEjQnh3
— 谷口賢志 (@tgms_twinews) January 8, 2022
映画「文豪ストレイドッグスBEAST」は漫画本編とは違う世界が描かれた小説が原作で、2020年にはコミカライズもされている人気作品です。
それぞれの所属組織が逆転した”if”の世界、つまりパラレルワールドが描かれています。
「もし芥川龍之介が武装探偵社に入社していたら」、「もし中島敦がポート組織に所属していたら」という”if”のもと、話が展開していきますよ。
それではパラレルワールドが描かれた「文豪ストレイドッグスBEAST」のあらすじを確認しましょう。
あらすじ①
ヨコハマの路地をねぐらにしている孤児の芥川龍之介は、妹の銀と仲間たちとともに命をつなぐ日々を送っていました。
しかし、妹の銀が突然行方不明になってしまいます。
これまで芥川は「心なき狗」と呼ばれるような人物でした。
ところが銀が連れ去られた事を知ると、その目には怒りよりも強い感情が宿ります。
芥川が「黒衣の男」に復讐することを誓ったことで、運命の歯車が動き始めたのです。
その後芥川が手を尽くしたものの、銀の行方は分からないまま月日は流れていきました。
あらすじ②
今日は映画文スト観て来た、良かった。アニメでも文ステでも、織田作好きなので、また会えた嬉しさもあり。観終えて自分の中でいろいろ反芻している…
— みらい (@mirai220) January 8, 2022
銀が連れ去られた4年後、川岸で命が尽きる寸前だった芥川は織田作之助に救われます。
そして、織田の所属する武装探偵社で働くことになりました。
ある日、「ポート組織の白い死神」とよばれる中島敦が芥川の前にあらわれます。
中島は武装探偵社のライバル組織に所属している男です。
ポート組織のボス・太宰治からの使者である中島が持っていた封筒には、なんと芥川がずっと探している銀の写真が入っています。
中島の出現により、銀を連れ去ったポート組織が銀の現在を知っていることが明らかになりました。
あらすじ③
銀を取り返すためにポート組織へ突撃した芥川は、中島と戦いを繰り広げることになります。
芥川は「喰らう黒獣」が現れる羅生門の異能力を持っています。
対する中島は「頑丈な身体を持つ白虎」が現れる月下獣の異能力を持っていて、戦いは壮絶を極めていきます。
妹を取り返すため、中島との熾烈な争いを続ける芥川に勝利の女神は微笑むのでしょうか。
芥川と中島が壮絶な戦いを繰り広げる一方で、太宰はある望みを叶えるために動いていました。
パラレルワールドだと分かっている太宰が叶えたい望みが結末に向けた最大のポイントとなります。
文豪ストレイドッグス映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!
映画「文豪ストレイドッグス BEAST」観に行ってきたよ🥰
文ステのメンバーがスクリーンで観られて感動しまくって心の中でキャーキャー言ってた😆💕
バトルのアクションと異能が本当にめっちゃカッコ良くてこんな実写化最高すぎる😭✨
ありがとう #映画文スト !!! pic.twitter.com/yoaJIy72uW— (๑¯ω¯๑)Happyハッピッピ~💗 (@63sgmm_Happy) January 8, 2022
結論から言うと、文豪ストレイドッグス BEASTは原作とほぼ変わらないあらすじになっています!
実は登場人物の中で太宰だけが、パラレルワールドにいるという意識を持っています。
そのため、太宰は現実世界で叶わなかったことを叶えようと奮闘していくんです。
太宰が叶えたい望みとは、織田作之助が生き続けて小説を書くことです。
現実世界の織田が作家活動をしたのは10年ほどだったため、残っている作品も多くありません。
だからこそ、太宰は織田が小説を書き続けられる世界を守ろうと奮闘します。
太宰の奮闘の甲斐あって織田は小説を書き続けることが出来ましたが、太宰は命果てる運命を迎えてしまうんです。
命果てる前に太宰が口にした「織田の小説を読めないのが悔しい」という言葉からも、織田を思う気持ちが伝わってくるラストになっています。
太宰が読みたいと願った織田の小説が、どんな話なのかも気になる終わり方ですよ。
結末
最新VFXで表現されているラストの激しい闘いの場面は、迫力ある仕上がりになっています。
#映画文スト
見に行ってきました…!もうね、なんか凄すぎて…情報量が多すぎてですね…訳がわからんのです。アクションバリバリの異能バトルバリバリで…
でも、その中にある文ストの軸は変わらないし舞台のキャストでやる意味と熱意が伝わってきた😭😭
カフカ先生の頭の中を覗いてみたい。— 渼寿穂 (@del_mondo_) January 8, 2022
武装探偵社に所属し仲間もいるはずの太宰は、どうやらずっと孤立した気持ちを持っていたようです。
なぜ孤独を抱えることになったのかも、ラストに向け見どころのひとつになっていますので注目ですよ。
ネタバレはしないけど長々感想
映画文ストBEAST、面白かったんですが辛かったです。とにかく辛かったです。太宰さん、芥川くん、敦くん、そして中也の心境を考えると辛いです。特に太宰さんは本当にッ.....!!小説読んだし、まぁ大丈夫っしょ!みたいなノリで見たけど無理です。— 🍵AB型伊右衛門 (@AB05856453) January 8, 2022
実は、映画を見た文ストファンからは「太宰には織田の作家として活躍する姿を見守って欲しかった」という声も出ているんです。
「織田が小説を書いている世界を壊したくない」「その小説が読めないのが悔しい」という太宰の織田への思いは、やはり映像化されている分伝わりやすいと言えますよ。
ただ、映画の結末はハッキリした終わり方ではないため、続編を期待してしまいます!
原作との違いは?
文ストBEAST届いた!!
久々に小説読む♪ pic.twitter.com/TX0EecvtQi— 夏秋 (@urabenatsuaki) June 2, 2019
「文豪ストレイドッグスBEAST」の原作では、妹のために戦う芥川と太宰の持つ望みが大きなテーマとなっています。
その大きなテーマは原作そのままで変わっていません。
そのため実際に映画を観た人からも「違う」という印象を感じた声は少ないようですね。
ただ、もちろん原作にないシーンが追加されているのが劇場版の「良い違い」だと言えます。
一方で原作で注目度が高かったシーンがカットされてもいます。
例えば、原作のラストで森に保護された中島が「時計を壊せ」と言われてしまう場面です。
まったく同じというわけではありませんが、映画の世界観はしっかりと再現された実写映画だと言えますよ!
まとめ
「文豪ストレイドッグス映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!」はいかがでしたか?
映画「文豪ストレイドッグスBEAST」のあらすじ結末と、原作との違いをネタバレ考察して来ました。
原作を読んだ方や文ストファンは、原作と映画の結末の違いを楽しめるでしょう。
また、原作を読んでいない方も、映画を観る前に結末を考察してみるとより映画を楽しめると思いますよ。
「文豪ストレイドッグスBEAST」の結末は、ぜひ実写映画で確認してくださいね!