君が落とした青空映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!

君が落とした青空

君が落とした青空映画結末ネタバレはバッドエンド?原作との違いラスト考察!

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「君が落とした青空映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!」と題してお届けします。

WEBで公開された物語が10年の時を経て映画化した作品、映画「君が落とした青空」は、福本莉子さんと松田元太さんのW主演です。

今回は、バッドエンドと噂の「君が落とした青空」のネタバレをご紹介していきます。

また、原作と映画の結末ラストの違いも考察していきますよ。

すでに原作をチェックした方もそうでない方も、映画の最後はどうなっているのか参考にしてくださいね!

 

君が落とした青空映画結末ネタバレはバッドエンド?

映画「君が落とした青空」は、櫻いいよさんによって描かれたケータイ小説「君が落とした青空」が原作となっています。

2010年にケータイ小説として公開され、2015年には文庫本として発売された大人気作品なんですよ。

このお話に登場する実結(福本莉子さん)と修弥(松田元太さん)は高校生カップルです。

お互いのことが本当は好きなのに、なかなか素直に伝えることができない2人なんです。

そんなふたりに巻き起こる物語をあらすじから見ていきましょう!

 

あらすじ①

実結と修弥は映画好きで、いつもデートは映画館でした。

ある日デートへ行く途中、修弥の携帯電話が鳴り修弥は突然帰らなければならないことになってしまいました。

「修弥が同じクラスの女の子と深夜に一緒に歩いていた」という噂を聞いていた実結は浮気を疑い始めるのです。

付き合いは2年を超え、最近ケンカが多くなっていたのですがこのことをきっかけにしてまた悪い雰囲気になってしまいました。

結局ケンカ別れとなったのですが、その後信じられないことに、修弥は交通事故に遭ってしまいました。

実結の必死の呼びかけもむなしく修弥には届かず、彼は亡くなってしまったのです。

そしてどれぐらい時間が経ったのでしょうか、実結が気が付くとそこは自分の部屋でした。

どうやら修弥の事故はなかったかのように1日が始まろうとしていたのです。

「修弥の事故は夢だったんだ」と思うようにしましたが、夢にしては違和感がたくさんがありました。

なぜなら、その日起こることはことごとく夢の中で起きていたことと同じだったからです。

そして、夢と同じようにデートを中断して修弥が帰ろうとしたとき彼はまた交通事故に遭ってしまいます。

 

あらすじ②

修弥の事故は夢ではなく、やはり現実でした。

修弥の事故の後また同じ日が繰り返されていることから、実結は自分がタイムスリープしていることに気付きます。

最後に修弥が事故に遭う日が始まり、やはり事故を防ぐことが出来ずにまた同じ日がやって来るのです。

実結は何とかして修弥を事故から救いたいと考えます。

事故の場所から遠ざけるため、映画館を変えるよう提案したり映画に行かないようにしましたがやはり結果は同じでした。

無情にも携帯電話が鳴り、修弥が帰ろうとすると事故に遭ってしまうというループから抜け出せないのです。

そんな日が3回、4回、5回と繰り返され修弥を救うことは出来ず実結はまた同じ日を繰り返してしまうのです。

 

あらすじ③

修弥は実結に隠していたことがありました。

それは実結を喜ばせるためにアルバイトをしていたことです。

実結が浮気だと疑っていた噂は、同じアルバイト先の女の子と歩いていただけで浮気ではなかったのです。

そんなことを知らない実結は、二人の関係は所詮惰性なのではないかと思い始めます。

同じような会話、変わらない関係、毎日同じことの繰り返し、それはタイムスリープの前からだったのではないかと考え始めました。

そして、実結が出した答えは修弥と別れるということだったのです。

映画館に行く途中、いつものように携帯電話が鳴りました。

そして、実結が「別れよう」と伝えた後、修弥はまた事故に遭い亡くなってしまいました。

このままではバッドエンドを迎えそうではありますが、このあとの結末がどうなるのか見てみましょう!

 

君が落とした青空映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!

原作と映画で、結末の違いはあるのでしょうか?

まずはバッドエンドと噂の原作ラストから見てみたいと思います。

 

原作の結末はバッドエンド?

7回目のタイムスリープで、実結は修弥のアルバイトをしていた理由を問いただします。

理由を聞き実結への気持ちを聞いたとき、やっと実結は初めて修弥に「好き」と伝えることが出来ました。

そして「海に行こうね」と、これからの約束を交わすこともできたのです。

けれどその後修弥の身に降りかかる事故は避けることができませんでした。

ただ、これまでの事故とは違ったところもありました。

修弥は事故に遭った時、6回目まで実結の呼びかけに反応を示すことはなかったのです。

7回目のタイムリープの事故では修弥は目を開け、実結の呼びかけに反応するのです。

その後、修弥がどうなったのかというところは比喩で隠されていますが、亡くなってしまったのではないかと読み解くことが出来ます。

 

原作との違いは?

気持ちが通じ合った修弥と実結。

実結は佐喜子から、修弥が実結と付き合うためにずっと前から努力して計画していたのだと聞き喜びました。

アルバイトを始めたのも交際2年記念日にサプライズプレゼントをしたかったからだと打ち明けた修弥は、「笑ってる実結が大好きなんだ」と伝えます。

加えて初めて会った雨の日に一目ぼれしていた事も打ち明けました。

バイトのシフトが入ったと言い出かけた修弥に、実結は今度こそ大丈夫と安心します。

ところがバイトの件はトモカのついた嘘で、修弥に告白するための呼び出しだったんです。

断った修弥は実結と会おうと、結局時計台に向かってしまいます…

今度こそ事故に遭わせたくないと考えた実結は、修弥をかばって自分がトラックに撥ねられたんです。

タイムリープしていると思われていた11月1日は、実は実結が病院で眠っている間に見ていた夢でした。

最初の事故以降、修弥は意識不明の重態が続いているのですが、日付は11月2日に進んでいます。

修弥が持っていた手紙には、一緒に過ごす時間が減っている事を謝る内容と2年記念日をお祝いしたいと書かれていました。

退院した実結は、雨もいつかやんで晴れる事、同じに見える毎日も心持ち次第で変わると改めて気づき空を見上げます。

そして後日、丘の上で抱き合うふたりの姿がありました。

退院した修弥が実結の元を訪れ、気持ちを確かめ合うふたりの様子が映画の結末になっていますよ。

映画のラストでは原作と違い、ハッピーエンドだと言えますね!

 

まとめ

 

明日も大好きな人に会えるかは誰にも分からない、だからこの瞬間を精一杯生きることの大切さを教えてくれるお話でしたね。

映画の結末は原作とは違い、明るい気持ちで見終わる事ができたのではないでしょうか。

「君が落とした青空」は、高校生の恋愛を通して当たり前の日常がいかに幸せなものかを気づかせてくれる作品ですよ。

ネタバレ考察を見た後でも感動するという感想の多い映画ですので、劇場で楽しむ方もぜひ参考にしてくださいね。

以上、「君が落とした青空映画結末ネタバレ!原作との違いラスト考察!」と題してお届けしました。

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