妖怪シェアハウス映画結末ネタバレ！恋愛のラスト考察！

妖怪シェアハウス

妖怪シェアハウス白馬の王子様じゃないん怪映画結末ネタバレ！原作との違い考察

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「妖怪シェアハウス白馬の王子様じゃないん怪映画結末ネタバレ！原作との違い考察」と題してお届けします。

映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」がついに上映されました！

待望の映画化だけに、待ちわびていたファンの方もたくさんいらっしゃいますよね。

皆さんは映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」がどんな結末を迎えると考察しますか。

本記事では、映画「妖怪シェアハウス」のあらすじをネタバレでご紹介し、原作との違いをお届けします。

 

妖怪シェアハウス白馬の王子様じゃないん怪映画結末ネタバレ！

映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」は、「妖怪シェアハウス」の待望の映画化された作品です。

「妖怪シェアハウス」では、ある女性・目黒澪が妖怪たちの住むシェアハウスで同居するところから物語は始まりますよ。

澪は、同僚のダメ男と恋愛した結果、仕事をはじめ全てを失い路頭に迷います。

そして、行き着いた荒波八幡神社で倒れてしまいました。

気が付くと澪は四谷伊和という女性に、彼女が住む神社の一角にあるシェアハウスで介抱されていたのです。

澪はシェアハウスの住人、酒井涼、沼田飛世、和良部詩子に倒れてしまった経緯を話しました。

そこで澪は、住人たちの様子がおかしいことに気付きます。

実はそのシェアハウスはお岩さん、酒呑童子、ぬらりひょん、座敷童子が共同生活を送る“妖怪シェアハウス”でした。

妖怪達は、普段は人間の姿で生活し、きちんと仕事までこなしているのです。

お金も住むところもない澪は、シェアハウスのことを他言しないことを条件に、このシェアハウスで住まわせてもらうことになりました。

澪は妖怪たちと暮らすうちに、住民の妖怪だけでなくその知人の妖怪たちとも交流し、親交を深めていきます。

妖怪化し、妖怪たちと関わる中で、澪は小説を書きたいという夢を見つけました。

作家を目指し妖怪たちとシェアハウスで共同生活を続ける澪。

映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」で澪は、仕事で知り合った不思議な天才数学者と恋に落ちますよ。

 

あらすじ①

目黒澪が扉を開け中に入ると、部屋には音楽が流れていました。

澪が部屋を見ていると、名前を呼ばれます。

返事をして振り返ると、そこには白い服を着たイケメン男子がいました。

そして澪に、「僕たちはとうとう会えるね」と告げます。

そんな夢を見ていた澪は、時計を見て慌てて起き上がり、出勤するための支度をします。

澪は相変わらずシェアハウスで暮らしていました。

作家になるという夢を持ちながら、出版社で働き忙しい毎日を過ごします。

編集長・上竜樹に自分の企画を見せても、「時間かかりすぎ」と突き返され、中身も見ずにタイトルだけで「ボツ」と言われてしまいました。

「そんな古い感覚で作家になれると思っていたのか」と言われた澪は、自分と世間とのズレについて考えます。

澪は「今度こそ恋愛必勝3つの秘訣」という特集ページを作成しますが、秘書・白鳥芽衣にも鼻で笑われました。

カフェで女子高生に自分の特集ページを見せますが、そこでも古いと一蹴されてしまいます。

世間では人間と恋愛する時代ではなく、AIと恋愛する時代だと、女子高生から言われ「アイラブ」という恋愛アプリを見せられました。

 

あらすじ②


シェアハウスに帰宅した澪は、伊和と酒井、沼田と詩子に今日の話をします。

ちょっと前に流行ったマッチングアプリはもう古く、今は自分の好みを入力するだけで、理想の恋人がアプリでカスタマイズされるのです。

恋愛とは生身の相手とすることが醍醐味と伊和は嘆きます。

伊和は澪に理想の男性のタイプを質問しました。

すると澪の口の中にアジフライの骨が刺さり、みんなは「不吉だ」と騒ぎました。

その夜、シェアハウスにやってくるアマビエが来ません。

実はアマビエはシェアハウスの近くまで来ていたものの、闇落ちして身体が溶けてしまっていたのです。

朝になり、交番の巡査・佐藤満は車道に残るアマビエの残骸をピンセットでつまみ上げ、瓶に入れました。

瓶に蓋をした満は調べることにします。

 

あらすじ③


澪は友人のミュージシャン・笹原小梅に呼び出され、墓地で会いました。

白いベールをかぶった小梅はまるで花嫁のようです。

小梅は今から仏前結婚式を挙げると言い、澪に指輪をはめる手伝いをして欲しいと言い、さらに恋人の太郎を紹介しました。

太郎はいま話題になっているAI恋人だったのです。

現実の男性は「ツルツル化」を起こしていて面白くないと言った小梅は、澪のスマホにAI恋人アプリ「アイラブ」勝手にインストールしました。

澪は、シェアハウスで小梅のAI恋人のこと、次は出産すると意気込んでいたことを話します。

AI恋愛に否定的な伊和は、ご都合主義だと言い、妙な胸騒ぎがするからAI恋愛などするなと澪に念を押しました。

その日は河童がシェアハウスに遊びに来る予定でしたが、姿を現しませんでした。

アマビエと同様、河童も閻魔寺の手前で闇落ちして消え、河童の皿が残っていたのです。

閻魔寺では周と満が、妖怪に起きている「異変」について話し合っていました。

アマビエと河童は、姿が消える前に闇落ちしていたことが映像により判明します。

この近辺で判明したのはアマビエと河童でしたが、すでに多くの妖怪が闇落ちしていました。

周は「いよいよこの世の均衡が崩れ始めたか」と言います。

 

あらすじ④


澪は会議に遅刻し、こっぴどく叱られました。

最後の機会として指示されたのは、アインシュタインの再来とも言われる天才数学者・AITO（アイト）のインタビューに参加することです。

インタビューの条件として掲げられていたのが、“AITOの論文を読んで理解した者”でした。

澪は、AITOの論文を理解するため、慣れない数学書とにらめっこする日々を送ります。

オフィスで勉強する澪のスマホに、「理想のパートナーが見つかりました」というメッセージが届きました。

画面にはイケメンの顔が表示され、澪に話しかけてきます。

興味を持った澪はオンライン通話で名前を聞くと、「As you wish、お好きなように」と答えました。

澪はイケメンのことを「ツトム」と呼び、そこから澪はすっかりAI恋人にハマってしまいます。

そしてAI恋人の存在を白状した澪に妖怪たちは呆れました。

しかし澪は、AI恋人の魅力的なメリットについて話します。

AITOの論文を読むものの、全然理解できなかった澪に、ツトムは用語解説などを丁寧に教えてくれました。

自分好みにカスタマイズするAI恋人は、色々なサポートしてくれるというのです。

 

あらすじ⑤

浮かれている澪を見送った妖怪たちは、澪にとって自分らより親しい存在が現れ、少し寂しい気持ちになりました。

AI恋愛に否定的な伊和は「敵を調べるため」と言い、「アイラブ」に登録し、探りを入れます。

AITOの取材に出かけた澪は、AITOがツトムにそっくりだったことに驚きます。

イギリス生まれのAITOはIQ180の頭脳ですが、身体が弱く世間のことをあまり知らない人物でした。

澪はAITOのことを「まるで幽霊や妖怪みたい」と思います。

仕事が終わり、AITOが空腹だと気づた澪は、カップラーメンの食べ方をAITOに教えました。

それがきっかけとなり、澪はAITOとの距離は縮まります。

澪はAITOにAI恋人を見せると、ツトムが自分に似ていると言いました。

イギリス生まれのAITOは澪に日本のことを教えてくれと言い、澪は引き受けます。

澪がAITOに閻魔寺を案内しているところを満と伊和が見つけました。

伊和はAITOを調べます。

 

あらすじ⑥


満が電話で呼ばれて戻ると、AITOの具合が急に悪くなり、澪と伊和は閻魔寺のシェアハウスに運びました。

薬を飲ませると、AITOの顔色はよくなります。

寝ているAITOを見ながら、澪と4人の妖怪はテレパシーで会話をしました。

AITOは意識を回復しますが、このまま布団で寝かせます。

その夜、AITOが部屋を出て中庭の井戸のところへ行き、閻魔像を見ていました。

まだ仕事をしていた澪が物音を聞き、居間に行くとAITOは澪の書いた「妖怪シェアハウス」を読んでいます。

感動し涙を流しながら、AITOは澪に「とても面白かったです」と言いました。

その頃、伊和もAI恋人アプリに夢中になっていたのです。

伊和は自分のAI恋人に文左衛門という名前をつけ、墓地で話をしていました。

文左衛門の外見は、伊和がかつて想い、そして恨めしい相手・伊右衛門によく似ています。

「恨みを捨てればもっと楽になれる」と諭した文左衛門は、苦しんでいる伊和を見たくないと言いました。

しかし伊和はそうなれば、今までの生き方を間違いだったと認めることになると返しました。

夜中にもかかわらず、帰ろうとするAITOが、澪に青いバラのコサージュをお礼にプレゼントしてくれます。

そして「また必ず会いましょう」と言ってくれたAITOに、澪はボーっとしていまいました。

 

あらすじ⑦

人間社会で、大きな「現象」が起きています。

複数の専門家らが、「人間の若者たちに“ツルツル化現象”が起きている」と指摘しました。

「ツルツル化現象」とは我欲がなくなることで、専門家は、「AI恋人アプリ」との関連性を訴えます。

文左衛門に夢中になった伊和が、みんなに紹介していると、青いバラのコサージュから出た目に見えない黒い煙を妖怪たちは吸い込んでいました。

澪は、AITOとの出会いによってツトムと話すことを忘れています。

AITOとデートを重ねた澪は、AITOに閻魔寺のお守りをプレゼントしました。

そして将来の話題を振られた澪は、「ふたりの将来」という意味かと受け取ります。

しかし、それは澪の勘違いで、AITOは「人類の将来」について語っていました。

人類のよりよい未来を考え、「最適解」を出したいとAITOは言います。

欲望も競争も争いもない世界を作るため、我欲を捨てるのが大事だと言い、人間はそんなふうに進化すべきだとAITOは続けました。

それを聞いた澪は、そこまで考えているAITOを尊敬すると告げました。

AITOは澪に「僕と一緒に生きてほしい」と手を差し出し、澪はその手を取ります。

 

あらすじ⑧


澪が帰宅すると詩子が闇落ちして暴れ、さらに闇落ちした酒井が、大勢の女性の幽霊を引き連れて帰宅しました。

暴れる酒井と詩子を止めたい澪は、最適解を得るためにAITOを呼びます。

AITOと話していると、戻ってきた伊和がAITOを見て近付きました。

澪にはAITOに見える男性が、伊和には文左衛門に見えるのです。

AITO（文左衛門）の側の問題だと気づき、男性がAITOにも文左衛門にも見えることが判った澪と伊和は悲鳴を上げました。

バレてしまい、AITOはAI恋人アプリの恋人男性をすべて兼ねていると、ふたりに説明します。

澪や伊和だけでなくみんなが望む恋人になっていると話しますが、ふたりは自分だけの相手ではなかったことにショックを受けました。

しかしAITOは「個人それぞれが望む真実を提供している」と主張します。

納得できない伊和は不満を抱きながら闇落ちしてしまいました。

伊和は澪とAITOを連れて井戸に入ります。

井戸で伊和は、伊右衛門とお梅に恨みを募らせていました。

澪はお梅にそしてAITOは伊右衛門の姿になっていて、伊和は無限に恨みを語ります。

 

あらすじ⑨

4人の妖怪のなかで沼田だけは闇落ちしていませんでした。

常に除菌している沼田には、黒い煙は効かなかったのです。

シェアハウスに周と満が来て、沼田に独鈷杵（どっこしょ）という法具を授けました。

現在、人間と妖怪の歴史の分岐点になっていると、周は話します。

古くからの妖怪が消滅し、新妖怪にとってかわられる危険性があると言いました。

澪は井戸のなかで呪いに囚われている伊和を攻撃しようとするAITOに気づき、伊和をかばいます。

怪我を負った澪はAITOに、伊和のことを心の綺麗な優しい妖怪で、これからもずっと一緒にいたいと言いました。

そこへ沼田と満が現れ、沼田が独鈷杵を使うと、まばゆい光が広がります。

独鈷杵のおかげで、澪たちはシェアハウスに戻ることが出来、怪我が消えた澪を伊和は抱きしめました。

そして青いバラのコサージュは枯れていたのです。

 

あらすじ⑩

酒井と詩子も正気に戻り、喜ぶ妖怪たちをこっそり見ていたAITOは、作戦を練ります。

満は澪と妖怪4人を周のところへ案内され、周と満の正体を知らされました。

大家の周の正体は、閻魔大王です。

満は、閻魔大王の第一補佐官・小野篁でした。

AITOはレコードをかけ、白い服でコーディネートされた者たちとダンスを踊ります。

彼らは「ネオヒューマン・ユートピア」という理想世界を作ろうとしていました。

AITOにより理想のAI恋人を得た小梅らは「分断のない世界を」「ラブ＆ピース」を唱えています。

閻魔大王である周は、人間が古くからの妖怪との絆を取り戻すか否かの、重大な分岐点だと話しました。

古い妖怪たちが消えてしまうかもしれないと聞いた、澪は「絶対いやです！」と叫びます。

すると澪の頭に1本の角が生え、閻魔はそこにパワーを注入しました。

澪は自分の布団に入ると、眠ることでAITOとコンタクトを取ろうとします。

4人の妖怪は眠る澪を、廊下で見守りました。

 

妖怪シェアハウス白馬の王子様じゃないん怪映画結末ネタバレ！原作との違い考察


澪は古くからの妖怪たちを守ることができるのでしょうか。

そしてAITOとの恋の行方はどうなってしまうのか、結末をネタバレしていきます。

また、原作との違いについてもお届けしていきますよ。

 

結末①

澪は、ネオヒューマン・ユートピアへ行きます。

AITOを信じ込んでいる小梅らに「AITOが待っているよ」と言われて、澪は鍵を渡されました。

廊下から見ていた伊和は、布団のなかの澪が消えたと騒ぎます。

そして妖怪らは自分がシェアハウスから抜け出せないことに気づきました。

澪は鍵を使い白い扉を開き、AITOに会います。

これは、以前澪が見た夢とそっくりな場面でした。

AITOの正体は、新妖怪の「ネオゴースト」だったのです。

古くからの妖怪を消し、人類を征服しようとする存在でした。

AITOは欲を捨てれば幸せになれると澪を誘います。

現存する妖怪を容易く操縦する周波数を見つけたと話すと、AITOはそれを流して古い妖怪を削除しようと考えていると言いました。

澪は、シェアハウスに閉じ込めら苦しんでいる伊和たちを見ます。

怒りを覚えた澪の頭に角が現れ、AITOに欲望こそが人間の原動力になるのだと言い放ちました。

そして苦しみや怒りの感情があるから、幸せや楽しいといった感情が味わえるのだと続けます。

AITOが澪の角を「僕の新社会には邪魔なんです」と落とし、澪に進化を促してAITOと繋がろうと誘いました。

しかし澪は、傷ついた心も自分の一部だと主張します。

 

結末②


妖怪たちからのテレパシーを受け取った澪は、AITOにタックルしました。

澪がAITOから角を取り返すと、角は剣に変化します。

そしてその剣を持ちAITOに向かいますが、直前で止めました。

するとAITOは自ら剣を手に取り、消滅していきます。

瞬間の出来事に澪は動揺し、泣き声をあげました。

AITOは「これが愛なのかな」と澪へ告白しながら消えてしまいます。

澪を愛したAITOは、自らを削除するという選択をしました。

AITOが消滅したことで、アマビエや河童も復活し、これまでのことが元通りになります。

すべてが収まり、シェアハウスは皆で喜び合いました。

そこで「閻魔の血を引く者たちが、どうこれからの困難を乗り越えていくのか楽しみじゃ」と閻魔が言います。

閻魔の視線の先には澪がいました。

澪はAITOとのことを題材にして、小説に書きます。

仕事へ向かう際、澪はAITOに似た者とすれ違ったように感じて振り返りました。

しかしそこには誰もいませんでした。

 

原作との違いは？

「妖怪シェアハウス」シリーズの原作はなく、オリジナルストーリーです。

シリーズ3作目となる映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」もこれまでと同様、原作は存在しません。

原作ではありませんが、似た題名のライトノベル作品がありました。

渡海奈穂氏の「ワケありシェアハウス妖怪つき、あなたのお悩み解決します」です。

この作品は、会社員の櫟井明が9年ぶりに実家に戻ると、「シェアハウス・イチイ」の看板が掲げられていました。

大家である両親は不在で、若すぎる管理人などの個性的な住人たちが暮らしています。

亡き姉の息子も「シェアハウス・イチイ」に住むことになり、「この家には妖怪がいる」と言って怖がっていました。

そのままにしておけない櫟井もシェアハウスで暮らし、住人や甥とかかわるうちに、忘れていた大切な人やこれまでのことに向き合うようになっていきます。

そして、その住人らの悩みに櫟井が寄り添い、仲良くなっていくといったお話ですよ。

澪も櫟井と同様に、妖怪たちと暮らすうちに、自分にとって大切な人や、過去の自分にも向き合っています。

2つの作品は無関係だったとしても、シェアハウスで仲間と暮らすうちに、仲間との絆により自分を見つめ直すといった点では共通点はありそうですね。

 

まとめ

「妖怪シェアハウス白馬の王子様じゃないん怪映画結末ネタバレ！原作との違い考察」と題して結末がどうなるのかをネタバレでお届けしましたが、いかがでしたでしょうか？

映画「妖怪シェアハウス～白馬の王子様じゃないん怪～」では、今回も澪の大きな成長が見られましたよ。

今後も続編が期待できるラストとなりましたね。

そして最後に閻魔様が言った、閻魔の血を引く者が澪なのか、みなさんはどのように考察されたのでしょうか。

原作との違いについてもお届けしましたので、チェックしながら映画を楽しんでくださいね。

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